つぼどつぼ日記

ツボにはまったこと|ドツボにはまったこと

成毛眞 著「日本人の9割に英語はいらない」~ 英語業界のカモになるな ~


図書館の本棚で見かけて思わず手にとって読んでみた。

結論から言うと時間の無駄だった。

刺激的なタイトルをつけたコピーライターの勝ち。

タイトルと内容の齟齬はよくある話。

実際に読んでみると、割と地味でまっとうなことが書いているケースも多い。

ところがこの本はタイトルそのままだった。

「日本で実際に英語が必要な人は1割しかいないのだから、日本人全員が英語を学ぶ必要はありません。その1割とは外資系企業の従業員、外国人を接客する飲食/観光業界、海外の論文を読み込む必要のある研究者や医者などです」


「残り9割の人達は日本語で本を読みましょう。ほら、私はこんなに読みましたよ」

以上。

それなら見開き2ページで終わる話なのに、236ページも費やす必要はなかった。


感じたことは、

「自分の考えが常に正しい」

と思わないことが大切だ、ということ。

著者に

「もし自分の考えが正しいとしたら」

というところがあれば、もっと読者の共感を得られたと思う。

己の信じるままに好きなことを書くと、読む側はそれが事実なのか、単なる意見なのかを判別できない。

その状態のまま200ページも読めない。


ということで即日返却となりました。


ツボ度:   -3  
ドツボ度: -4 「とにかく本を手にしてもらえなきゃ売上が立たないでしょ」という出版社の思惑にはまった。